知る人ぞ知る石垣島のマル秘山菜 石垣島のヘゴの胞子(耳かき1杯分):1包
< 石垣島のヘゴ >
☆☆☆ 知る人ぞ知る石垣島のマル秘山菜ヘゴ ☆☆☆
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ヘゴって何?
長さ3mに達する巨大なゼンマイ(薇)の様なシダ類の新葉です。
この木性シダは、高さ10mの木になり、ヘゴ林に入るとジュラ期に
タイムスリップした気分になります。
そこは、まさにジュラッシクパークの世界です。
ヘゴって食べられるの?
知る人ぞ知る、石垣島のマル秘山菜です。
実は、地元の島人でも知っている人は少数派。まさにマル秘です。
アクは無いの?
見かけによらず、アクは殆どありません。
ワラビやゼンマイに比べたら、無アクと言えます。
なぜヌルヌルしているの?
山芋、オクラ、モロヘイヤ、海草類、納豆などのヌルヌル成分と
同様の成分が入っています。
これは、今話題のムチンとペクチン、ガラクタンなどの
粘液多糖類(水溶性食物繊維)で、整腸作用と夏バテ予防に最適。
自園で栽培しており、完全無農薬、完全無肥料で安心です。
石垣島の太陽をたっぷり浴び、石垣島の風と雨に育まれた、
この素晴らしい山菜を一度はお召し上がりあれ。
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☆☆☆ 恐竜のお野菜、ヘゴの食べ方 ☆☆☆
それでは、これからこの奇怪な植物の食し方を紹介します。
外見からは想像できないけど、とても、美味でヘルシーです。
食べ方・レシピの詳細は、図解のある弊社ウエブサイトの
”石垣島のヘゴの食べ方”をご覧下さい。
http://www.fantasiamax.com/?mode=cate&cbid=794777&csid=0
<下準備:簡易編>
1.毛を取る
2.洗う
3.皮を剥く
4.再度洗う
<下準備:詳細編>
1.毛を取る
先ず、全身に生えたモジャモジャの毛を全て取ります。
くるっと巻いた頭の方を持ち、上から下に削ぎ下ろす
様にすると簡単に取れます。
素手でやれますが、気になる方は、軍手を使うと良いでしょう。
この時、くるっと巻いた頭の部分を、巻き初め辺りから折り、
内側の縮れた葉も全部取り去ります。
2.洗う
毛を取った真っ直ぐな部分と頭の部分を、毛を取る時と
同じ要領で、流水で十分洗います。
毛を1本も残さない様にします。
毛は食べても害はありませんが、大体は喉に引っ掛かり、
後悔します。
3.皮を剥く
ヘゴの太い方を上にして、逆さに持ち、上から下に縦長に
皮を剥きます。なるべく上から下まで一気に剥いた方が、
後々楽です。
保持する手の中で、ヘゴを少しづづ回転させ持ち直し、
順次縦に皮を剥いていきます。
頭の部分は最初に4等分の輪切りにしてから、
同様に皮を剥きます。包丁技を見せるチャンスです。
ヘゴは滑ります。剥き進み、剥いた部分が多くなると
滑り易くなります。注意してください。
剥き終わったら、全体を観察して、毛が付着していないか
確認します。
毛が付いていれば、包丁で取り去ります。
4.再度洗う
残った毛を完全に洗い落します。
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☆☆☆ 知る人ぞ知る石垣島のマル秘山菜ヘゴのレシピ ☆☆☆
◎以下のレシピは、全て、下準備をしたヘゴをご使用下さい。
1.刺身
5mm程度の輪切りにして、わさび醤油、酢味噌、お好みの
ドレッシングで、どうぞ。酢味噌が最高かな?
2.おひたし(電子レンジ)
ざく切りにして、ビニール袋に入れて、レンジで加熱します。
加熱時間の目安は、1000Wで5分、500Wで8分程度。
加熱時間は、仕上がりを見ながら調節してください。
温かいままでも、冷やしてもいけます。
味付けは刺身と同じでどうぞ。
3.てんぷら
1cm程度の輪切りにし、普通のてんぷら同様に衣を付けて
揚げます。
4.炒め物
ざく切り又は輪切りにして、普通の野菜炒めの具の一つとして
使いえます。
5.おひたし(茹でる)
ざく切りにして、鍋に水と一緒に入れ、沸騰してから10分間
茹でます。味付けは刺身と同じでどうぞ。
6.おひたし(蒸す)
ざく切りにして、蒸し器で、10〜15分間蒸してください。
味付けは刺身と同じでどうぞ。
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☆☆☆ 保存 ☆☆☆
1.保存
新聞紙で包むかビニール袋に入れ口を閉じずに、冷蔵庫の野菜室
で保存。2週間は保存できます。
ただ、導管(水分の通り道)部分が、薄茶色に変色する場合が
ありますが、問題ありません。
2.変色
茎からもぎ取った後や傷が付いた部分は、時間が経つと、
皮を剥いたリンゴの様に薄茶色に変色しますが、品質に問題は
ありません。
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☆☆☆ レシピ一覧 ☆☆☆
1.刺身
2.おひたし
3.てんぷら
4.煮物
5.炒め物
6.味噌汁
7.細かく刻んで、ヘゴそうめん。
8.細かく刻んで、納豆に混ぜる。
9.細かく刻んで、刻んだオクラと混ぜる。
10.細かく刻んで、チャンプールに。
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☆☆☆ ヘゴをもっと知りたい方へ ☆☆☆
外見:巨大な木性シダ:ジュラッシク・パークに出てきそう。
遠目にはヤシの様。
名前:ヒカゲヘゴ
学名:ヘゴ科 Sphaeropteris lepifera
分布:琉球列島から東南アジア
高さは5〜10mに達し、葉は長さ3mで羽状複葉です。
茎には、落葉した部分に、○の中に八を逆さにした模様が
刻印した様に鮮明に現れ、特に、マルハチとも呼ばれています。
茎は、表面が全て黒い棒状の根の塊で、ここからも水分を
吸収しています。特に、北側の部分は、いつもジュクジュク
湿っていて、新根の先端部分が観察できます。
観葉植物を這わせるヘゴ柱は、このヘゴの茎を切って乾燥させた
物です。
繁殖は胞子で、50cm位の子苗は、ヘゴ林の中でたまに見かけ
ますが、それ以下の物は目にしたことが無く、未知の世界です。
新葉は、巻きが解けない内は、食用になります。
巨大なゼンマイ(薇)やワラビ(蕨)と言った感じです。
新葉は、1本の木? から1か月に1本か2本しか採れない貴重品。
<胞子から育て方>
◎ペットボトルを底から長さ10cmほどに切り、底面に小さな水抜き穴を数個開けます。
◎5cmほど鹿沼土などの清潔な用土を入れ、上から熱湯を大量に掛け殺菌します。
◎冷えたら、用土表面に胞子をばら撒きラップで密閉し、半日陰で20〜25℃程度で管理し、
用土が乾きかけたら霧吹きをし、再度ラップをしておきます。
◎1ヶ月ほどで、緑の微細なコケ状の物が生えますので、育苗用の用土に移植します。
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