本品種　果皮●果肉●
＜　フィンガーライム　＞　◎オーストラリア東部の亜熱帯雨林や熱帯雨林に自生する棘の多い柑橘類です。　◎日本では未だ馴染みがないフィンガーライムですが、海外ではブッシュフードとして人気がある高級食材で主に添え物として利用されています。　◎果肉は直径3mmほどの球状で取出すとほろほろと崩れ森のキャビアとも呼ばれる所以です。ライムに似た風味ですが、爽快な清涼感があり、何より果肉をぷつっと噛みつぶす歯ごたえは最高です。　◎果皮と果肉の色が品種により赤・黄・緑・ピンク・白と千差万別で、果皮と果肉で色が全く違う品種もあります。さらに果肉は品種ごとに風味が違い目も舌も十分に楽しませてくれます。　◎マーマレードやピクルスも作られ、皮は乾燥してスパイスにも使用されます。利用方法は未だ未知数で将来有望な果実です。　◎樹高は地植えでも２ｍほどで鉢栽培ならば５０ｃｍ位で管理できます。　◎葉は乾燥に耐えるため基本的に小さく長さ２cm・幅１ｃｍ位ですが、品種差が大きく長さ５cmかから微細な物まで千差万別です。　◎枝は短く密生し鋭い刺が多く、手入・収穫時に泣かされます。　◎蕾はピンク花は白か薄ピンクで芳香があります。　◎実はその名のごとく指の形をしており、長さ５−８ｃｍと小型です。果皮・果肉色は品種により全く違い魅力的な熱帯の宝石箱です。