＜　ハナチョウジ　＞　◎メキシコ原産の非耐寒性常緑低木ですが、外観は草の様に優しい姿です。　◎黄緑色の茎は５ｍｍ程で高さも５０〜１００ｃｍと低く、全体が緩やかにしな垂れ、また木質化しないので外観は草にしか見えません。茎と葉の形はスギナそっくりで、巨大なスギナといった感じです。モクマオウと同様に、葉は鱗片状に退化しています。　◎蕾は子こん棒状、花は長さ２５ｍｍ程の細長い筒状で、先端が少し割れ５弁になっています。花は先端付近の枝垂れた細い茎に花火の様に数十個づづ咲きます。このため Fire cracker plantとも呼ばれています。花は気温さあれば周年開花します。　◎ハナチョウジの名の由来は、花の形が香辛料の丁字に似ているためで、丁の字に似ていると言う解釈は誤りです。　◎花色は赤が基本ですが、稀に白と両者の交配種のピンクがあります。