琉球王朝時代より愛された銘品 沖縄の芳香剤・防虫剤 ヤマクニブーの挿し穂(長さ10cm程度2本 出荷時葉は切除 花・蕾はなし 写真は親株参考):1セット
< ヤマクニブー(モロコシソウ) > ◎沖縄では、琉球王国時代から防虫剤や芳香剤として親しまれてきたサクラソウ科の香草です。 ◎昔から箪笥や衣装箱に入れたり、着物に香りを移して楽しんだりしていました。 ◎今では、使う人も作る人もめっきり少なくなってしまいましたが、その慈愛に満ちた独特の香りに惹かれた隠れファンが存在します。 ◎夏場、ナスに似た黄色い可憐な花が咲く頃が収穫期です。根元から刈り取り、釜で蒸し、軒下に吊るして乾燥させます。 ◎すると柑橘類やスパイスの様な独特の香りを放つ様になります。この香りは温湿度により変化します。 ◎零陵香としてお香の原料にもなっており、料理にスパイスとしても使えます。 ◎実は朝顔に似ていますが、5mmほどと小さく、薄殻の中に1mmに満たない微細な黒い種が多数入っています。 ◎種には休眠期があり、冷蔵庫(10℃前後)で乾燥させない様に3ヶ月ほど休眠打破を施してから微細な用土に播種します。 好光性種子ですので、覆土すると発芽しません。