＜ タッカ・インテグリフォリア：Tacca integrifolia ＞　◎種は発送時に採取し、僅かにしめらせた微細バーミキュライトに入れて発送します、超新鮮！！　◎白猫か白コウモリか！？　東南アジアのジャングルに秘かに咲く、謎の奇花タッカ・インテグリフォリア、別名：White Cat、White Bat Flower。　◎とにかく奇怪な花です。幅広の２枚の白い大きな苞の中央に、黒紫色の星形の花がぶら下がって咲きます。さらに、不稔性花柄と言う花の着かない細長い花柄が、髭の様に多数ぶら下がります｡　◎咲く前は苞は薄緑色ですが、徐々に白色に色付いてきます。咲き始め、髭はぴんと横に張っていて、花の部分が目になり、白猫の顔の出来上がりです。タッカ・シャントリエリ（ブラック・キャット）の苞が横向きなのに対して、タッカ・インテグリフォリアの苞は縦向きで、猫耳の様にも見えます。咲き進むと髭は長く垂れ下がり、白い苞の部分を主体に見るとコウモリの様にも見えます。　◎受粉は非常に稀ですが、うまく受粉すると、花の下部が徐々に伸びだし最終的には長さ６ｃｍほどの黒紫色の実になり、ブラブラぶら垂れ下がります。実の内部には数十個の種がありますが、熟成するまでに約１０ヶ月を要します。 ◎種は、微細なバーミキュライト等に播き、半日陰で水を切らさない様に管理してください。発芽までには、１ヶ月以上掛かり、場合によっては１年近く掛かりますので、諦めて捨てないようにしてください。　◎葉は、大型の広披針型で地下茎から直接出ます。ゆったりと大きな葉も魅力的で、観葉植物としても利用されます。現地では、地下茎からデンプンを採ると言うことです。　◎排水の良い用土に植え、高温､多湿に管理し、葉水も十分に与えます。繁殖は株分けと実生によります｡